クリニックを開業するにあたり、初期費用を安く抑えたいならば居抜き物件を利用することをお勧めします。クリニックはどの診療科目においても非常に専門性の高い設備、内装の仕様が求められます。例えばレントゲン室は、放射線管理に則した鉛を挟んだ内装下地などを使用せねばならない分、一般的な内装よりも割高です。そのような専門性のある部分が、あらかじめ備えられている物件が売り出されていたり、賃貸に出されている居抜き物件がさればとても魅力的な条件と言えます。費用節約の部分だけでなく、一般物件には新設工事が必要な特殊性のある部分を備えている分、改装工事の期間も短縮されるので開業時期も早められる効果を期待できます。

撮影スタジオの居抜き物件

撮影スタジオは売却物件にしろ賃貸居抜き物件にしろ極めて希少な物件になります。撮影スタジオを探している人も少ないですが、物件として不動産市場に出てくること自体も極めて稀です。ですから賃貸居抜きで新しい借主を探す場合にすぐ新しい借主が決まることはありません。建物の天井が高いなど特殊な造りになっているので他の用途で借りる人はまずいないです。しかし特殊な建物・施設なだけに投下した設備・機材などを有償で譲渡することができます。また新しい借主も新しく照明設備を設置する手間も費用も掛からないので助かるのです。



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